橋爪 大三郎 著、海鳥社、¥2500+税
2005.9.10 初版
20-21世紀へと架橋する知の証言
1980年代、現代思想ブームの渦中に登場以来、国内外の動向・思潮を
客観的に見据えた著作と発言で論壇をリードしてきた橋爪大三郎が、
20年間にわたり執筆した書評を初めて集成。
明快な思考で知られる著者による、書評の最良の教科書〈テキスト〉。
- 目次
- 思想を読む
- 菅谷規矩雄 『ロギカ/レトリカ』
- 田川建三 『思想の危険について』
- 他
- 社会を読む
- M・フーコー 『知への意志』
- 奥井智之 『近代的世界の誕生』
- 他
- 知の前線を読む
- 石原岩太郎 『意味と記号の世界』
- ダグラス・R・ホフスタッター 『ゲーデル、エッシャー、バッハ』
- 他
- 世界を読む
- スティーブン・フェルド 『鳥になった少年』
- 五十嵐 一 『神秘主義のエクリチュール』
- 他
- 時代を読む
- 猪瀬直樹 『東京、ながい夢』
- 北野隆一 『プレイバック「東大紛争」』
- 他
- 生活文化を読む
- 渡辺 裕 『聴衆の誕生』
- 島田裕巳 『戒 名』
- 他
- 解説・論文とブックガイド
- 吉本隆明はメディアである
- オースティンからハートへひと筋の道
- 他
- インターネット鼎談書評
- C・ストール 『インターネットはからっぽの洞窟』
- 笹間良彦 『図説 日本拷問刑罰史』
- 他