橋爪 大三郎 著、ちくま文庫、¥780+税
2006.5.10 初版
宗教なんてうさんくさい。うっかりハマったら怖い。だから近づかない。多くの日本人はそう思っている。
だけど、どんな国でも地域でも、宗教はすっかり日常に溶け込んでいる。
文化や価値観の骨格であり、それゆえ紛争のタネにもなる。
宗教を知らなければ、世界の人びとを理解することはできないのだ。
この本では、世界の宗教を理解するための基礎中の基礎を紹介。
「人類の叡智としての宗教」のエッセンスが詰まった、小さいながら充実の入門書。
- 目次
- ガイダンス 宗教とはなにか
- 講義1 宗教社会学とはなにか
- 講義2 ユダヤ教とはなにか
- 講義3 キリスト教とはなにか
- 講義4 宗教改革とはなにか
- 講義5 イスラム教とはなにか
- 講義6 初期仏教とはなにか
- 講義7 大乗仏教とはなにか
- 講義8 中国と日本の仏教
- 講義9 儒教とはなにか
- 講義10 尊皇攘夷とはなにか
- 講義を終えて 再び宗教を考える