2020年3月14日に、筑摩書房より、以下の本が発売になる予定です。
橋爪大三郎『皇国日本とアメリカ大権』筑摩選書
なかみは、戦前~戦中の重要な書物、文部省が編纂し全国の学校で教えられた
『国体の本義』を、詳しく読解して、日本のナショナリズムの病理をつきとめ
ること、その社会体制とイデオロギー(天皇親政説)が戦後を根底のところで規
定していること、を明らかにするものです。
近著『丸山真男の憂鬱』は山崎闇斎学派と現人神の観念を、『小林秀雄の悲哀』
は本居宣長と尊皇思想の形成を、取り上げています。本書はそれに続く作品とな
ります。お楽しみに。